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>ノースアメリカンP-51Dムスタング(フジミ1/48)>特集 世界の名機コレクションシリーズ No4 ノースアメリカンP-51ムスタング>2025年2月号
ノースアメリカンP-51Dムスタング(フジミ1/48)
by Natsu
それは昔、1960年代のムスタングは赤かった
その後1970年~80年のムスタングは青かった
フジミ1/48ムスタングは1974年ごろに発売されたキット
初版のボックスアートも青いムスタングが描かれていた・・
このころは国内のどこのメーカーのムスタングも青かったので何も珍しくないが・・
まだ中坊だった私は・・さすが戦勝国の飛行機だ・・と思ったものだった
押入れを漁っているとフジミのムスタングが出てきた
20年ほど前に赤いムスタングを作ろうとしてどこかのリサイクル店で買ったものだと思う
思った以上に赤いムスタングは(塗装の嫌いな私にとって)塗装が複雑なため諦めた
このフジミのキット
さすが表面仕上げのフジミと言われるだけあって
実に繊細な凸リベット表現がされている、スジボリも悪くない
なりより驚くのは半世紀前のキットなのに
凸リベットモールドを消さずに
流し込み接着剤だけでパテのお世話にもならず組みあがったこと
ただし、このキットを製作しようとしているあなた
尾輪の取付は要注意!
そのまま組むと5ミリほど落ち込んでしまいます・・
賢明なる諸兄の方々は既にお気づきのことと思いますが
赤いムスタングも青いムスタングも
1990年代にはどちらもオリーブドラブで解決となってしまいます
こうした勘違いはP51Dムスタングならではのもの・・
血統書付きのサラブレットではないが、天翔ける名前の通り野生の駿馬
この機体の美しさは誰しも認めるものではないかと・・
特別な勘違いを起こす魅力がこの機体にはあるのでしょう
ということで
青いムスタングを作ることとしました
すらっとした機首、ぐっと絞られた尾部、存在感のあるキャノピー、主張しない主翼
うん・・これぞ昭和のムスタングだ
平成のグラマラスなムスタングと異なり昭和日本的お淑やかなムスタングが仕上がった
戦闘機を忘れるほどミディアムブルーをまとった姿はいかにも速そう
紺碧の天を駆ける青いムスタング、かっこいい!!
さすがムスタング、すごいぞフジミ
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