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P-51 (F-6A) (アカデミー 1/72)
by コルディッツ
P-51と言えば、ロールス・ロイス社のマーリンエンジン搭載のB型以降の人気が高く、アリソン社のV-1710エンジン搭載の初期型は、プラモデルのリリース状況で見る限り、モデラー等の関心は低いようです。アリソン社エンジン搭載機に惹かれた私は、50年前は唯一のキットだったフロッグ72のムスタングを
探して、都内の有名模型店廻りをしたのを思い出します。
現在は初期型のキットも複数のメーカーから出ていますが、 管見では国産キットはないので、供給面から残念に思います。
今回の特集は「P-51」、そこでアカデミー72のP-51を作ってみました。同封のデカールに2004年印刷とあり、何と20年間位 積みプラにしていたようです…早く成仏させてあげなくては…
※ 本稿はWikipdiaを参照しました。
私のアカデミーの印象は、自身のテクを棚に上げての話ですが、会社創設当時のパクリかと思うようなキットからは卒業し、我が国のプラモメーカーに追いつきそうな位、生産技術を上げて来ましたが、製品によって質の格差が激しい、というものです。この認識でP-51を見てみると、操縦席床面を曲線にする等、再現力に感銘を受けました。しかし実際に組み立てると、何処に接着するのか分からないパーツが出たりで、残念でした。説明書の指示通りに、素直に主脚収容庫扉を開いて取付けましたが、これは不味かったかなぁ。
とは言え、私がアリソン社エンジン搭載のP-51系を見たのは、1機を1回だけで、大きな事は言えませんね。下の写真はその時に撮影したA-36インベーダーで、2004年にアメリカ空軍博物館でした。P-51系の初期型は機首に12.7mm機関銃2挺装備ですが、機首の下側に装備するのを知った時、保守的な私は驚愕するばかりでした。
アカデミーのキットは20mm機関砲4門を装備しています。英国空軍が採用したムスタングMk.Ⅰの武装を20mm機関砲に統一したもので、ムスタングMk.ⅠAと呼ばれ、150機が生産されました。アメリカ軍はこのうち57機を自軍に編入し、P-51と命名します。その中で多くの機体はカメラを装備して、写真偵察機型F-6Aに改造されます。
実はアカデミーのキットはカメラパーツが入ります。当初はP-51作りなので、カメラは載せない積りでしたが、次第に勿体なくなり、操縦席の後ろに載せました。これでF-6Aですが、迂闊にもレンズが向く左側面の透明部品を、接着剤で汚してしまいました!
このためカメラは隠れてしまいました。
前向きに考えると、これでP-51と称しても支障は無いので、逆に良かったのかも。
こうして積みプラを一つ、成仏させて頂きまして、多謝多謝です。
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