Home  >P-51D ムスタング(アカデミー 1/72)>特集 世界の名機コレクションシリーズ No4 ノースアメリカンP-51ムスタング>2025年2月号

世界の名機コレクションシリーズ No4  ノースアメリカン P-51ムスタング

 P-51D ムスタング(アカデミー 1/72)

  by ST170


Academy 1/72 P-51D “Down for Double”

第3特集「P-51ムスタング」ということで
通算4機目のP-51を制作。


プラモ復帰第1作がエアフィックス赤箱の新P-51Dでした。
これの完成をきっかけに調子に乗って連作。

モノグラムのP-51Bで2023年8月号に初投稿。
ほかタミヤのもデカール替えで作ってみました。

今回の特集では初めてアカデミーのキットを組むことに。

箱絵はB-17G護衛中のP-51Dでしょうか。


まず開封。

機首のリベットは少々うるさいですが
全体は深めの凹モールドで一見良さげですね。

ただ垂直尾翼のドーサルフィンがラウンド状で変な感じ。
実機の継ぎ目はもっとカクっと直線的になってます。

エアフィックスもタミヤもここは大きく外していませんが
少し削ればなんとかなるレベルかと。

おや?よく見ると
箱絵は「フィン無し」の初期型になってますよ?

笑いを堪えて、士の字を目指します。

翼縁がダルなのも気になりますが
その過程でもう一点見ちゃいけないものが・・

主翼に上反角が殆どないじゃないか??

水平尾翼は普通だが「水平主翼」って聞いたことない。

基本素組なのでそのままでもいいのだけれど・・
仮組でやはり気になったので簡単に手を入れます。

ぶつ切り+再接着は位置決めなど面倒くさいので
ノコで脚庫に切れ目を入れて強引に曲げ、プラバン補強。
あとは機体側で調整。

正確な角度ではないが見栄えは良くなったかな。
後は素直に組むことにしました。

機体のシルバーは水性ホビーカラー筆塗り。
クレオスのH8シルバーはギラギラ過ぎたので
それにH38赤鉄色を3:1で混ぜてみました。

ヘアラインが残るようなイメージで重ね塗り。

実機と箱絵とデカールと・・



実機は翼下面にもコードレターあるし、
まぁ色々違っててもケンチャナヨ!

デカールは古かったのかなかなか剥がれてこず
いくつか破れてしまいましたがなんとか修復して完成。

Academy 1/72 P-51D “Down for Double”
混色シルバーですが単体だと違和感なし。

タミヤAS-12シルバーメタルのと比較すると


結構違います。
思いの外重厚感のあるいい色になったと自己満足。

アカデミーのP-51Dですが完成してみると
他社と比べてキャノピーは太いし全体型ももっさり。
ちょっと脂肪分が多いメタボキット。







再現性にこだわる人好みではないでしょうし
我が国では低価格で優秀なタミヤのキットが入手可能。
作例が少ないわけですね。

まぁ何かの参考になればと。
次は「飛行機のハセガワ」も作らないとダメですね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。


  Home>P-51D ムスタング(アカデミー 1/72)>特集 世界の名機コレクションシリーズ No4 ノースアメリカンP-51ムスタング>2025年2月号
Vol.198 .2025 February.     www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /
                    editor Hiromichi Taguchi 田口博通 /無断転載を禁ず/リンクフリー
「webモデラーズ について」 「広告のご出稿について」

プラモデル模型製作特集3

2月号 TOTAL PAGE view