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フルスクラッチビルド & ソリッドモデルの製作
ロバートV-4,V-6 エンジン (1/12フルスクラッチ紙模型)
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by TOSHI |
1914年1月に運用開始した米国初の商用飛行艇「ベイノスト飛行艇」に搭載された「ロバートV-6エンジン100HP」の1/12模型を厚手のコピー用紙を主な材料に作りました。その4気筒版(50HP)も比較のために同時製作しています。
ロバート社はそれまでマリン用エンジンを作っていましたが、初の航空用エンジンとしてV-4およびV-6エンジンを製作しました。この2機種のみで航空用エンジンは止めています。
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2サイクルエンジンですのでシリンダの側面に排気口が開いています。
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クランクケースを箱組して作っています。この上にシリンダブロックを載せていきます。
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左)V-6(排気量9.6L、出力100hp)
右) V-4(排気量5.2L、出力50hp)
V-6はキャブレターを2個搭載しています。
アルミダイカストを採用するなど軽量小型を特徴とする2サイクルエンジンです。2サイクルですから複雑な弁機構が無く航空エンジンに必要な小型軽量化に適しています。
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後部のギア列には恐らくカバーがあると思うのですが資料が見つからないので省略しています。
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50~100HPの過去作エンジンと並べてみました。
黎明期の航空エンジンの構造のバリエーションの多さは面白いですね。
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