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世界の名機コレクションシリーズ No5  マクダネルダグラス F-4ファントム

マクダネルダグラス F-4EJファントムⅡ
(ハセガワ 1/72)

  by Natsu



唐突だが私はF-4ファントムはあまり好きではない‥

特に特徴のないスタイル
まるで紙飛行機のような主翼
機体全体に書かれたコーションは耳なし芳一のよう
かつてのTVで3色迷彩を纏い爆弾とナパームで焼き払う姿‥
この機体にはそのようなイメージを抱く



爆撃管制を外し空自がF4EJを採用したのは1971年
301及び302号機は米国よりフェリー輸送中にKC-135より空中給油を受けた事が問題となりライセンス生産機では空中給油は外された
グレイの姿をまとって多少の牙を抜いてもその機体の本質が変わる訳ではない‥



ハセガワの1/72のフツーのF4EJは10年程前リサイクル店で小池さんのボックスアートにひかれて購入したもの
しかし、なんと内容は1971年空自導入時発売された50歳を超える古参キットだった‥
コレ‥とにかく合わない、久しぶりに大量のパテのお世話になった
(まぁ当時のものとしてはフツーだが)
デカールにも閉口する、硬くなじまず剥がれてしまう‥
マークソフターなどを使うとバラバラになる‥
もぉ!無理やりなんとかおさめる‥
更にこのキットがまだ現役なのにも驚く‥



しかし‥
仕上がってみると、なるほどF4EJファントムだ
内側パイロンのパッケージポッドも珍しいパーツで嬉しい
空自の機体は出来るだけクリーン状態に仕上げたい
うん‥悪くない

やっぱりジェット機と言えばファントムだと思う
最近の(?)F15とかF35は嘘っぽくてジェット機らしくない



ふと思う‥
既にF4ファントムはジェット機として自分の無意識に擦り込まれている‥
私にとってファントムとはジェット機の代名詞となっているのに気がつく‥

恐ろしやファントム、やるなハセガワ



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