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特集 グラマン猫一族

グラマン猫一族 

  BY 私の飛行機模型博物館 館長
http://fg786.blog87.fc2.com/

F8F-2 BEARCAT Smirnoff (1/32:トランぺッター)


1967年のリノ・エアレースに出場した時の塗装です。
ダリル・グリーネマイヤーが乗ったベアキャットです。
キットでは表現できませんが実機のエンジンはP&W R-2800-34Wで、元々2800馬力でしたが3300馬力にアップしています。
それに合わせてプロペラも大形にするためにA-1の物を流用して両翼も3.5フィートずつカットして高速を狙い、安定性確保のために垂直尾翼とテールを延長しています。
キャノピーはミゼットレーサー用の小さなものに変えてスピナーもP-51の物を流用して徹底的に高速化にこだわった改造をしていました。
とんでもないモンスターマシンです!!!






F9F-8T COUGAR Blue Angels (1/48:キティホーク)

クーガー1955年2月4日に6機編隊でデビューしてから、1957年7月12日までの約2年半という短い期間使用されました。
この機体は1957年から1968年まで運用された複座のクーガーです。
F11Fタイガーを主なデモ機として運用された期間に、飛行隊の多目的機として運用されました。





F11F-1TIGER  Blue Angels(1/48:フォンドリーミニチュア)


タイガーのブルーエンジェルスが出来ました。
少年のころに観たTVドラマ「ブルー・エンジェルス」を思い出します。
1958年から約1年半運用されたショーとノーズのタイガーに代わって1959年から1968年まで運用されたタイガーです。



F-14(1X)TOMCAT NASA991 (1/32:タミヤ)

大迎角とスピン制御・回復試験機です。ノーズに油圧作動式カナードを装備しています。
スピン特性などの試験をした機体の様です。
機首に縦長のフィンが開くようになっているので迎え角の試験機のようですが詳細は不明です。
オーバーウイングフェアリングが後ろまで伸びて量産型とは違っています。
細長いグローブスティフナー(補強材)も大型で背の高さも形も違います。







F-14D VX-9 VANDY 1 (1/48:タミヤ)


VX-9は元々第5航空開発飛行隊(VX-5)で、1993年6月、VX-4とVX-5をVX-9と名付けて運用試験評価飛行隊に統合され、カリフォルニア州ポイントムグーに恒久的なF-14分遣隊を置くことになりました。
VX-9の任務は、攻撃機、戦闘機、電子戦機、兵器システム、装備の運用評価、およびそれらの使用のための戦術的手順の開発などが含まれます。
キットは良く出来たキットで、素直に素組をすればそのまま出来の良いプラモになります。
オールドモデルファンとしては優等生過ぎて物足りなさも感じますが、出来てしまえば満足できるキットですね。







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