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特集 グラマン猫一族

グラマン F-14A トムキャット (モノグラム 1/48 )

 by  田口博通 Hiromichi Taguchi



 特集に間に合うようにと思い、モノグラムのトムキャット完成させました。
残り少ないプラモデル人生。今では貴重なモノグラムですが、あの世まで持って行っても作れないので、今年はモノグラム在庫一掃です。
購入したのはかれこれ40年前で48F-4Cと同時期。
モールドはスジボリではなく、モノグラム伝統の凸ライン。部品点数も少なく、組み立てやすくなっています。
コクピットなど素晴らしい彫刻です。



 最近のディテール満載のキットとは全く違う方向性のキットですから、ディテールには「何も足さない」で、
モノグラムらしさ爆発! を念頭に製作しました。
完成すると、実機実感度たっぷりです。


製作
 コクピットの計器類は詳細な彫刻です。塗分けのお楽しみを満喫できます。後席にはレーダー操作のジョイスティックがついています。 PCゲームのフライトシミュレーターはこのジョイスティックをまねてデザインしたんですね。



 コクピットの胴体への接着はイモづけなので、プラ棒で接着部を補強します。


 可動翼ですが、塗装を楽にするため、ピボット部を切り欠いて、後差しできるようにしました。



 胴体は上下接着です。各接着部を整形後、全面にサフェーサーをかけておきます。
塗装は、箱絵の標準塗装の上面ガルグレー、下面ホワイトで塗分け、レドーム、アンチグレア、WALKライン、翼前縁シルバーなどもマスキングしながら塗分けます。デカールを貼った後でクリア保護しますので、艶の違う部分はマスキングをしておきます。



デカールは40年 在庫したので、各所にカビが、、、



上のデカールをスキャンして、画像加工を行い、インクジェットプリンター用デカール用紙を使って デカールを自作しました。



 武装ですが、ランチャーと一体のモールド 何度見ても飽きません。この自信にあふれたモールド分割はモノグラムのモノグラムたるゆえんか。



 脚、武装を取りつけて 完成です。ディテール追加をしないでも、実感たっぷり。充分見られる完成度になり、モノグラムらしいオーラを放散しています。実働2週間でした。






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