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世界の名機コレクションシリーズ No6 P-47 サンダーボルト

 温故知新シリーズ 第78弾

P-47Dサンダーボルト(レベル 1/72)

  by ヒサマロ



 どうもヒサマロです。今回の温故知新シリーズはレベルファイターシリーズからP-47Dサンダーボルトを取り上げさせていただきます。


 まずは迫力ある離陸シーンが描かれているこの箱絵が素晴らしいですね。発売は1963年で、すでに60年以上が経過しているんですね。ドイツレベルからは新たにM型とD-30型が発売されておりこちらもお薦めです。



 さて、まずは左右の胴体を接着します。結構段差や隙間が生じるので全身に打たれた細かいリベットにあまり影響が出ないようにマスキンテープでカバーしてパテ処理後ペーパーがけしました。コクピットは床板にシートだけですのでパイロットを乗せておかないとどうにも格好がつきません。サンダーボルトはバブルキャノピー以降のコクピット内はインテリアグリーンではなくダルダークグリーンになっています。このグリーンはかなり青みの強いグリーンなので私は紫電改用の特色セットから流用いたしました。胴体下からこのコクピットを取り付けます。


 エンジン部分はかなり省略されておりますがそのまま使用いたしました。今回はD-25型にするのでプロペラはハミルトンスタンダードを在庫の中からエアロクラブのメタル製品をチョイスいたしました。エンジンをカウリングにセットしますが塗装の関係上まだカウリングは胴体へは接着しません。


 主翼は一枚物の下面に左右の上翼を接着します。今回の機体はパイロンを装着してなかったので翼から切り離しておきました。主翼と胴体との接合は上翼部分にかなりの隙間が生じるのでプラ板挟み込んで接着しました。脚穴から胴体内が筒抜けになるのでここもプラ板で塞いでおきます。水平尾翼とキャノピー接着したらいよいよ全体塗装に入ります。


 今回は78FSのマーキングにしたかったので別売りデカールを使用いたしました。この部隊は上面ダークグリーンで下面はスカイだそうですのでいつも通りにMr.カラーで筆塗りいたしました。インベージョンストライプスも面倒なのでマスキングせず目分量でそのまま塗りました。実機も結構いいかんげんですので気にしないこととします。


 レベルのキットにはカウリングに貼り込む白黒のチェッカーが用意されていましたが中学時代に作ったときはうまく貼れなかった覚えがあります。今回はそのリベンジとしてやはりこのチェッカーを使用したこの部隊のマーキングに挑戦。まずはカウリング全体を白で塗っておきます。次にデカールを5分割くらいにカットしてその前縁に切れ込みを入れておきます。これをカウリングに軟化剤を塗り込みながら貼っていきます。多少の隙間やズレは下面側に出るようにして貼り込み終了したら再度軟化剤を塗って一日おいておきます。空気が入って浮いたりしているところはカッターで切込みを入れ再度軟化剤塗り綿棒で強く押し付けたりしました。最後に白と黒でタッチアップしてなんとか完成。


 ドロップタンクはキットのものではなくハセガワから流用いたしました。最後に塗装の済んだ脚パーツとピトー管を接着して完成です。


 我が家にあるエアフィックスとジョーハンのビンテージキットたちと記念撮影しておきました。ではまた。




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