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 (Photo) Hawker Hurricane

by  コルディッツ
博物館実機写真

 ホーカーハリケーンは1935年11月6日に初飛行しました。同じ年に初飛行したBf109やM,S.406、カーチス・ホーク75、He111、B-17等と共に、4年後に第二次世界大戦を迎えます。
 ハリケーンは1940年夏の「バトル・オブ・ブリテン」では、スピットファイアに勝る戦果を挙げ、救国の戦闘機として記憶されます。その後も世界中で戦い続け、やがて戦闘爆撃機の役割を担うようになりました。本稿では誕生90周年を祝し、Mk.Ⅰと12挺の7.7mm機関銃を装備したMk.XⅡを紹介します。
※ 本稿は博物館の標示、「世界の軍用機図鑑」(コスミック出版)、Wikipediaを参照しました。

 Hawker Hurricane Mk.Ⅰ  P2617
 王室空軍博物館ヘンドンにて   2024年4月撮影


 博物館のバトル・オブ・ブリテン館が無くなったので、ハリケーンはスピットファイアやBf109、CR42共々本館に異動しています。

 ハリケーンのプラモデル製作で、私は銃口の防塵シートを上翼と下翼の中央にセットしていましたが、ハリケーンの銃口は上翼側にあるので、実機は上翼側に広くセットしている事に、今頃気が付きました。


 Hawker Hurricane Mk.Ⅰ  N2394 HC-452
 フィンランド空軍博物館(ティカコスキ)にて


 2018年7月の撮影です。実際の運用状態の傷つき汚れたまま展示と、博物館はかなり攻めていて、好感度爆上がりです。




 Hawker Hurricane Mk.XⅡ  5584
 カナダ航空宇宙博物館(オタワ)にて 2024年10月撮影


 12型はカナダで生産されたハリケーンで、1941年8月19日にカナダ政府が、カナディアン・カー社に400機の生産を発注した物です。100機はネーデルランド向け、300機中国向けでしたが、修正が入り、最終的に400機全てはカナダ空軍の配備されました。


 12型はハリケーンMk.ⅡBのカナダ生産版で、12挺の7,7mm機関銃を備え、エンジンは1,300馬力のパッカード・マーリン29です。
 片翼に2挺ずつ追加した7,7mm機関銃は、銃身を突き出したので、実に戦闘爆撃機らいし面構えだと思います。


 胴体は意外に太め。プロペラ先端の警戒色は、裏面は剥がす?事も多いようですね。



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