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世界の名機コレクションシリーズ No6 P-47 サンダーボルト 

P-47 サンダーボルト +

by  コルディッツ
博物館実機写真

 今回のP-47のキットは、積みプラ解消も兼ね、フジミ1/72を選択しました。ボックスに200円との値札シールがあったので、50年以上前に購入した筈ですが、何故に、そして何処で買ったのか、全く覚えていません。
 何故と言うのは、レベル・ファイターシリーズのファンの私には、レベルのP-47にインスパイアされたと噂されるフジミのキットを購入する理由はないからです。しかもレベルキットは私のテクでは、胴体と胴体下部の隙間が巨大になるので、苦手でしたし。
 そんな訳で半世紀近く、段ボール箱の底に積みプラしていたので、プロペラ2本と銃身の半分が折れていました。



実際に組立てみると、レベルキットの印象と異なり、一番
怯えていた胴体と胴体下部の接合はスンナリ進み、私の中で
フジミの株は爆上がりです。しかしひっくり返すと、胴体と
主翼の隙間はかなりあり…ヤスリを多用しました。


 塗装は指定の第56戦闘機大隊機。塗装図は上面と左側胴体
だけで、右側胴体はボックス参照ですが、上面図と合わない
迷彩パターンでした。昔はこういうキットばっかりだったと
懐かしみました。ググれば最新情報を入手できると思います
が、半世紀前は資料なしで作っていたこと、また資料探求を
始めると、プラモ作りがストップするので、自身の撮影写真
のみを参照に、アドリブとしました。

参照写真 戦争博物館ダックスフォードにて 2013年7月


増槽をニュートラルグレイに比定して、胴体のグレーは
オーシャングレーとしましたが…まだ薄いようです。


フジミはレベルと異なり、主脚柱とフラップは可動なので、
その通りにしましたが、主脚柱は妙な角度を取るので、完成後
に慌てて接着剤を注入したら、右主脚は開き過ぎのまま固定、
お恥ずかしい限りです。付属デカールは全部使用不能になって
いたので、あり合わせのデカールでのアドリブです。
 付属デカールは迷彩機は黄文字でしたが、参照写真のように
迷彩機でも黒文字があるので、安堵しました。


前月号用にエアフィックス1/72ワイルドキャットを作って
いました。しかしキット選定が遅いのに、主翼を折り畳み式
にしたりして、時間切れになったものです。
エアとフジミのツーショットにして並べると、約半世紀間の
プラモデルの進化を強く実感します。しかしプラモデル作り
の楽しさには、変わりの無いことも、また実感出来ました。



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