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誌上個展

M3軽戦車 (タミヤ(旧版) 1/35)

  by 老人とプラモ

 M3軽戦車は前身のM2A4のスペイン動乱の戦訓などに基づいた改良型で、1941年3月に生産が開始されています。軽戦車とは言え、重量/装甲/エンジン馬力/武装など総合的には日本の九七式中戦車に引けを取らないどころかやや勝っているといえます。フィリピン・マレー・ビルマ方面で本車を鹵獲した日本軍はいずれも前線で使用しています。第二次大戦中に日本軍の使用した戦車のなかで、最も強力な戦車はM3軽戦車、というジョークもあるそうです。



 シルエットはやや高め。砲塔は溶接、車体はリベット接合。真横から見ると誘導輪とその前の転輪との間隔が空き過ぎのように見えるところはエンジン換装の際に車体を延長した部分と思います。



 副武装は資料などには7.62㎜機銃3丁とありますがキットには車体の左右両肩部分にも機銃が装備されています。





 このキットは可動部も少なく実車も戦場の主役級ではないので、タミヤMMシリーズのなかでも地味な部類に入ります。色合いもほぼ全体がオリーブドラブで、作業の遅い小生でも約1週間で完成となりました。






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