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　　　McDonnell Douglas F-15C Eagle (プラッツ 1/72)

by BritishPhantom

　比較的近年に新金型製品として発売されたプラッツの７２イーグルです。さらに最近ファインモールドからもリリースされている７２のF-15、以前はハセガワの新旧７２キットぐらいが市場でよく見かけるものでした。
今ももちろんハセガワキットは現役ですが。

プラッツの７２イーグルは、リリース当初より「運河彫り」が気になるものでしたが、あえて購入して制作してみました。
「ひととおり組んだ後にマルっとヤスればスジボリが細くなるのでは」ということで。

　結果的には「まあ個人的には及第点かな」という感じのスジボリになりました。
ただ、このプラッツのF-15、機体形状にも一部不満点があります。
ひとつは機首断面形状があまりに逆三角形（カマキリの顔みたい）度合いがキツイことと、もうひとつは。キャノピーの頂上部分の側面形状が実機と比べて丸みが強いことです。実機のキャノピーはもうちょっと頂上部分が尖っていると思います。
正直、ハセガワ凹版F-15が自分の中では未だに至高の７２イーグルです。

　デカールはハセガワC6の凸イーグルのデカールから引っ張ってきた独ビットブルク基地駐留仕様を使いました。最近の米軍イーグルの変に濃ゆい（笑）制空迷彩色は自分としては全く馴染めず、空自や昔の米軍制空迷彩の濃淡グレイがお気に入りなのです。空自イーグルがそれゆえ今も大好きです。

　風防・キャノピー周りのベークライト（銅色じゃないですよ）カラー＋ビス止め表現が精密なデカールで再現できる、これがプラッツF-15の美点でしょう。とはいっても最近の制空イーグルのキャノピー周りのベークライトは迷彩グレイで塗りつぶされてますが。

　F-14と並んで自分のお気に入りの機種で、どちらが好きかと言われると非常に悩ましいF-15です。過去作った数ではF-14の方が多いですが、実はF-15ももっともっと作りたいのです。

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