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McDONNELL DOUGLAS/MITUBISHI F-15J EAGLE
50th ANNIVERSARY of JSDAF (TOMYTEC 1/144)
by
五六式(TYPE-56)
航空雑誌で航空自衛隊創立50周年記念塗装のイーグルの写真を見て,おぉっ!と思ったのが2004年,この塗装を再現できる別売りデカールがPLATZから出るというので1/144用と1/72用を衝動買いしたのが2005年・・・気が付いたら20年経っていました・・・汗・・・。
<実機について>
ベトナム戦で活躍したF-4ファントムⅡの運用経験を踏まえて,対空戦闘能力を重視して開発された第4世代戦闘機。レーダーとミサイルを使用した中遠距離戦闘のみならず,バルカン砲やサイドワインダーを用いた接近戦まで柔軟に対応する制空戦闘機である。1972年の初飛行以来,現時点で,(実戦において)1機も撃墜されていない高性能機として名高い。
航空自衛隊では,F-15Jが,F-4EJの後継機として採用され,!981年から,運用開始となった。F-15Jの基本は,F-15Cで,自衛隊での運用のために若干の仕様変更を施されている。航空自衛隊で採用されたF-15J 165機と復座型F-15DJ 48機は,そのほとんどが三菱重工でノックダウン生産及びライセンス生産されたものである。
<キットについて>
トミーテックのキットで,初版は,2009年。技MIX(ギミックス)シリーズとして,彩色済みの部品にデカールが付属したものが次々にリリースされました。今回使用したのは,彩色が施されていない部品がセットされた”無彩色キット”です。武装や燃料タンクが付属し,キャノピーの開閉や降着装置の上げ下げ,ジェット吸気口の上げ下げを選択できる部品が揃っています。一見,スナップフィットキットに見えますが,組み立てには,接着剤が必要です。オプションとして発光ユニットやフライトユニットが発売されていました。
<制作>
今回使用しないオプションパーツを除いた状態。
→
側面が膨れたキャノピーの断面を再現するため,スライド金型が使われており,中心線に沿ってパーティングラインが入っています。カッターでパーティングラインを削りとった後、番手の大きい耐水ペーパーをかけ,コンパウンドで磨きました。
オプションの発光ユニットやフライトユニットのためにジェット排気口が筒抜けになっているのでプラ板で塞ぎました。
デカールは,PLATZから発売されたもので,貼り易くてフィルムが丈夫な良質なものです。ただ,曲面に馴染みにくいのでマークソフターやヘアドライヤーを使って対応しました。2基のエンジンの谷間になっている部分(赤丸のところ)は,どうしてもデカールが浮き上がってしまうのでカッターで切りこんで馴染ませ,できた隙間は,タミヤアクリルのつや消し黒(XF-1)0を薄めたもので補修しています。
<完成>
百里基地の第305飛行隊の機体で,背面いっぱいに描かれているのは,筑波山と梅です。
製作途中で放棄した某〇WORDのキットの呪いなのか,去年の12月以来,飛行機のプラモが1つも完成しませんでした・・・くわばら,くわばら。
機体中央部の増槽のペイントを見せるため他の増槽やミサイルは取りつけませんでした。
水平尾翼は,取り付けピンに塗った塗料と本体との摩擦のおかげで接着なしで取りつけられました。少しだけなら動かすこともできます。
当時,実機写真を見た人で作ってみたいと思った人がかなりいたことでしょう。
少し前に,限定版でハセガワ(2019)やPLATZ(2021)からこの記念塗装の機体のキットが出ていたようです。
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