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「ホーカーハリケーンMk.1 第257戦闘機中隊 ロバート・スタンフォード・タック」 (Airfix 1/24)

  by E.H.NOBU



皆様こんにちは。
E.H.NOBUです。
今回ご紹介させていただきますのは
Airfix 1/24 ホーカーハリケーンMk.1 第257戦闘機中隊
ロバート・スタンフォード・タック乗機です。
今回も皆様最後迄お付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。

なかなかのイケメンですね↓


タック機の1/24スケールデカールはありませんが
「TopNotch」からマスキングシートが出ていますので
今回そちらを購入致しました。


このマスキングシートにはスコードロンマークと撃墜マークが
2セット、デカールとしてついているのですが
撃墜マークは不鮮明でまるで使い物にならず
肝心のスコードロンマークも小さ過ぎです。
そのデカールも説明書きを信じて
クリアーコートをせずに水につけたら
インクが溶け出して一枚目はパーになりました。

二枚目はクリアーコートして貼ってみましたが
上記のようにサイズが小さ過ぎるうえに
クリアーデカールに印刷されているようで
透け透けで全然発色しません  ┐(´д`)┌ヤレヤレ
結構高かったんだよこのシート・・・・・・

マスキングシートのほうもシリアルナンバーV6864は
書体が違っていて使い物にならず
結局高いお金を払って使ったのはDTAのコードレターだけでした。

仕方ないので
撃墜マークはキッツワールドの撃墜マークアソートからチョイス。
23個の撃墜マークがあります↓


スコードロンマークは元ネタをネットで探して
ペイントソフトで修正を繰り返して作成。
買ったマスキングシートに付属していたデカールよりも
ずっと良いものが出来ました↓


ホワイトデカールに印刷して貼りました↓


エアフィックスのこのキット
3機目ですが何れもクリアーパーツが傷だらけです。
今回ウインドウシールドを磨いている際
うすめ液で脱脂したらケミカルクラックが発生!
さらに乱暴に扱ったのか持ち方が悪かったのか
ウインドウシールド左右のガラス部分にヒビが!!
エアフィックス社にスペアパーツを請求しましたが
なんの反応もなく無視されましたので
仕方ないのでクリアー掛けで誤魔化してあります。
少しエアフィックス社が嫌いになりましたね。

今回はエンジンにプロペラがありませんので
資料を参考にしてプロペラシャフトとその周辺を自作&追加工作しています↓




主翼下面は左翼がブラックの識別塗装になっています↓


キャブレターインテークやラジエーターもスカイとブラックで塗り分け↓


ラジエーター前面にある補強ステーもスカイとブラックで左右塗分けてあります↓


機体全体と主翼下面スカイ部分はフラットブラックで汚し
主翼下面ブラック部分はライトグレーで汚してあります↓


エアフィックスのこのキットではエルロン前方にあるフェアリングがありませんので
プラパイプのそぎ切りで再現↓


同じくエアフィックスのキットではこの部分のディテールがまるでありませんので
ドクターリベットでリベット打ち↓


タックの乗機の写真を見ると
アンテナ線は張ってありませんので
キットでもアンテナマストの三角部分を削り取り
基部のみとしアンテナ線は張りません。

一方IFFアンテナの基部は明確に写っていますが
アンテナ線まで鮮明な写真がありません。
まあアンテナ線も在るのではないかということで
IFFアンテナを張っておきました。
胴体基部には0.4Φ真鍮パイプ
水平尾翼側基部には極細リード線をばらしたもので
ヒートンを作って埋め込んであります↓


ロバート・スタンフォード・タック機の画像といえば
この雪原ですので今回は雪原の情景に挑戦してみました。
寒そうですね↓


材料はこちらです。
左から轍再現用の丸断面の竹箸
タミヤ情景テクスチャーペイント粉雪&雪
AliExpressで届いた1/24フィギュア(足跡用)
津川洋行シーナリーパウダー白


画像はありませんが下記の手順で作ってみました。

ビーンズ型飾り台は
不要な箇所にテクスチャーペイントがつかないように
マスキングテープをぐるりと囲むように貼ってから
前作でせっかく情景シートを貼りましたが
この上にタミヤ情景テクスチャーペイントを塗ります。
         ↓
テクスチャーペイント雪をナイロン平筆で塗り広げます。
なんとか一本で足りました。
         ↓
ハリケーンを一度その上に置いて
主輪と尾輪の跡形を着けます。
         ↓
竹箸を置いて轍を3本つけます。
ナイロン丸筆で轍の両側に雪の盛り上がりを作ります。
         ↓
フィギュアの足裏に水をつけてから足跡を
ハリケーンの周りに作ります。
         ↓
シーナリーパウダーを茶こしでふるって全体にまぶします。

重曹をふりかける方法もあるようですが
重曹は経年劣化で黄変するらしいので
今回はシーナリーパウダーを使いました。
綿が原料なので身体にも安心ですね。

情景テクスチャーペイント粉雪は使うタイミングが判らず
結局使いませんでした。


一晩乾燥させてからマスキングテープを剥がし
表面をエアブラシで軽く吹きシーナリーパウダーの
固着していないモノを吹き飛ばしました↓


筆目は現れてしまいましたが
足跡もハッキリしたのでこれで良しとしましょう。
芝生の上にテクスチャーペイントを塗ったのも良い感じです。
主輪と尾輪周りの轍にはテクスチャーペイントを追加して
タイヤ周りの隙間を埋めたり、盛り上げたりしてディテールを追加しました↓


















今回初めての雪原の情景作りでしたが面白かったです。
フィンランド空軍機なんかも雪原に似合いそうですね。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m 


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