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マクダネル ダグラス A-4F スカイホーク
（ハセガワ 1/72）
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| by Natsu |
私にとってジェット艦載機とはＦ４ファントムとＡ４スカイホーク，Ａ６イントルーダ，Ａ７コルセアあたりだろうか・・
ジェットアッタカーと言えば米軍機は頭に”Ａ”がつくと攻撃機だからわかりやすい
かつて買った近代航空母艦キットには定番でこれらの機種が入っていた
その中でＡ４スカイホークはなんとも地味で貧弱に思えたものだ
Ｆ４ファントムよりちっちゃく、さらに主翼が折り畳まない（これ大事）
Ｆ４の脇役、子分ぐらいにしか思わなかった・・
ということでＡ４スカイホークのキットはあまり作ったことがない
この前作ったのは・・新製品タミヤ1/100ミニジェットシリーズの時だった・ |
ハセガワ マクダネル ダグラス Ａ-4F スカイホーク 1/72
初版1969年頃に200円で発売されたものと記憶している
E型とF型のコンバーチブル、爆弾いっぱい、ミサイル、増槽タンク付きでお得感いっぱい
しかし・・いままで皆様ご指摘のいわく付きキット
押入れの片隅より出てきたので、嬉し恥ずかし怖いもの見たさで作ることとした
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仮組してみる
なるほど機体が長い、タミヤ・イタレリA４E/Fと比べ約１ｃｍ
翼幅はほぼ同じ、垂直尾翼の高さもほぼ同じ・・
機体の前後をつまんで引っ張ったって感じ
そのままでは長すぎるから背中のハンプバックを少し上に引っ張って・・
全体として機体がスマートで相対的に主翼が小さい
これは・・・うん、こいつ速いぞ、レーサーみたいにカッとんでいきそうなシルエットだ
当然、主翼下に何もぶら下げない、だってホットロッドだもの
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このシルエットどこかで見たことがあると思ったら
世界の傑作機NO.3にあるVA-55のNP501の写真
左上前方より撮った機首が長く鼻筋がすらっと通り主翼が小さいショット
いわゆるスカイホークらしくはないが、かっこいい
1975年だから35ミリカメラ単焦点28ミリあたりでの撮影か
パースペクティブの強い広角レンズで機体全体を撮った感じ
これはそんな感じの造形だ
世界の傑作機によるとＡ４スカイホークの前縁スラットは
速度により勝手に上下する空力的自動スラットらしい
なるほど静止状態の写真でほとんどの機体のスラットが下りてるはずだ
さらにエアブレーキは開か閉かどちらか２択、実に潔くて嬉しくなる
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さて、ハセガワのA４Ｆスカイホークが仕上がった
国籍マークのサイズが小さいようで機体の長さがさらに強調されているが・・
同じ艦上攻撃機ながらデカいＡ３スカイウォーリアに比べなんとコンパクトなことか
これが同じ設計者と言う事にも驚く
取扱い容易で整備性も良く戦闘機並みの機体強度、とにかく徹底した設計哲学に基づいた機体
ちっちゃくても山椒の実はぴりりと辛い、そんな飛行機だった
もし、プライベートジェットを持つとしたら、こんなＡ４スカイホークが良いなぁ
見直したぜスカイホーク、若いなハセガワ
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