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 温故知新シリーズ 第80弾

PT-13 ケイデット(レベル 1/72)

  by ヒサマロ



 どうもヒサマロです。今回の温故知新シリーズは練習機の特集に合わせてレベル 1/72 のPT-13 ケイデットをサクッと作ってみました。前月に引き続き苦手の複葉機ですがなんとか完成しました。このキットは1967年頃に発売されたのですが、日本ではグンゼレベルから発売されました。ただその時の塗装指定が全面シルバーの地味なものでしたので私は食指が動かずパスしておりましたがイギリスレベルから発売されたキットは陸軍のブルーとイエローの二色塗装と海軍の全面トレーナーイエローのマーキングでした。そんな訳で今回使用したのはイギリスレベルのキットから陸軍のツートンカラーで作ることにしました。



 例によってコクピットはシートとパイロットのみですのでパイロットをそれらしく塗ってシートに接着したら胴体に組み込みます。しっかりと乾燥させたら左右の胴体を接着します。嵌め合わせはこの時代のキットとしては出色の良さで軽くペーパーがけしただけでOKでした。脚支柱を胴体下側に取り付けますがここは少し隙間が生じたので溶きパテを塗り込んで整形しました。エンジンとプロペラを黒とシルバーで塗り分けて組み立てておきます。胴体への接着は塗装後にしました。水平尾翼と下翼を胴体に仮組してみたところ隙間は生じないのでこれらも塗装後に接着することにしました。風防を取り付けて黒で下塗りした後、複葉機なのでここで全体塗装とデカール貼りを済ませておきます。



 いつもの通りMr.カラーの筆塗りです。成形色はきれいなクロームイエローでしたので主翼と尾翼などは329番イエローの一回塗りでOKでした。胴体や支柱は80番のコバルトブルーで塗装後にスジボリ部分にスミ入れブラック流し込んでおきました。デカールを貼り込んだらエンジンとタイヤなどを取り付けていきます。



 一番の難関は上翼と下翼の接合ですが、今回はまず翼間支柱を下翼に接着して十分乾燥させます。その後胴体側から出ている支柱は上翼に接着し、完全に乾く前に下翼からの支柱を上翼に嵌め込み流し込み接着剤を塗布したあとに上翼側についている支柱を胴体側へピンセットで動かしながら所定の位置につけて流し込みの接着剤を塗布してなんとか誤魔化しました。元来不器用なので複葉機は本当に数えるほどしか製作したことがございません。大目に見てやってください。それではまた。




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