AVIA CS-199 (KP 1/72)
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by コルディッツ |
積みプラの山から、KP社の1/72 AVIA CS-199 練習機が出土
しました。たぶん前世紀に都内のプラモデル店で購入したと
思いますが、箱に貼ったままの1,200円とスタンプされた値札
を見ても、その時の状況も購入動機も思い出せません。
前世紀は第二次世界大戦のドイツ機のファンでしたので、
Bf109の全タイプをコレクションすべしの義務感にかられ、
手を出したのでしょう。しかし当時の私はポスト・ウォー期
の機体には関心が薄く、自然積みプラ化したものかと。
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作った後の感想ですが、キットの再現力は二重丸ですが、パーツの合い具合はレベル・ファイターシリーズより少々落ちますね。
組立説明図は部品の取付け位置の分らない所があり、塗装図はシルバーを空白で示すので、ホワイトが縦線表記になり、混乱します。
Bf109と異なり、エアインテークが右側面にあるのに、右側面図がなく、フロッグ標準と郷愁も感じましたが、残念でした。
とは言え、何とか形が整うと、それなりの存在感を見せてくれて、たいへん満足の行くキットでした。
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実機は2008年8月にプラハ郊外のチェコ空軍博物館で撮影。キットの塗装は展示機
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実は実機写真と照合しながらモデリングの筈が、昔と同様にモデリングに過熱し、 照合作業をワープしてしまいました。
そのためエンジンカバーと胴体の間にある隙間を見逃すシクジリをしました、凸モールド上にブラックを塗ってみましたが…
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デカールは、活きていました!
KP社の旧作は「良心的な製品作り」を感じさせる事が多い一事例ですね。
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積みプラを、また一つ成仏させた上に、ポスト・ウォー期のチェコスロバキア機 を増やせて、有り難い事です。
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