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(Photo) T-37C Tweet
by コルディッツ
博物館実機写真
T-37ツウィート(Tweet)は、1954年に初飛行に成功したジェット推進の初等練習機で、セスナ社が開発しました。
最初に生産されたT-37A型は534機作られて、1956年に部隊配置が始まります。1959年にエンジンを強化し、航法・通信装置を改良したT-37B型が開発され、449機が生産され、後にA型も大部分がB型仕様に改造されます。こうして訓練課程を 全てジェット機(T-37 → T-38)で開始しますが、早くも1964年にはコスト・パフォーマンスから、レシプロ練習機のセスナT-41を訓練課程の冒頭に置いて、飛行適性を判断した後に、ジェットのT-37の課程に進むよう変更されました。
C型は軽攻撃機を兼ねた輸出専用機で、269機が生産され、西側諸国に渡されると共に、A-37の母体ともなりました。
※ 本稿は博物館の標示、「世界の軍用機図鑑」(コスミック
出版)、Wikipediaを参考にしました。
Cessna T-37C T2-29/15/60415/2507 JJ.09-13
王室タイ空軍博物館(ドン・ムアン空港そば)にて
2017年6月撮影です。T-37の全高2.8m、全長8.92m、全幅10.3mで、ジェットエンジン2基のサイド・バイ・サイドの複座機です。
タイは10機のB型、6機のC型を導入しました。
C型は軽攻撃機を兼ねるので、各主翼にパイロン1個と、主翼端に増槽を装備ですが、展示機はどちらも外されていた様でした。
Cessna T-37C 39835/2-835
イスタンブール航空博物館にて 2019年3月撮影
トルコ空軍のT-37は、トルコ・アメリカの軍事援助計画により,C型50機が供与され、1963年から1967年まで運用されました。
何故なのか分りませんが、コクピット内のシートの高さが異なっているのが不思議でした。
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