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> MS-06F ZAKU Ⅱ (CUCURUZ DOAN’S ZAKU) (BANDAI HG 1/144) > 特集 変な形の>2025年7月号
MS-06F ZAKU Ⅱ (CUCURUZ DOAN’S ZAKU) (BANDAI HG 1/144)
by
五六式(TYPE-56)
どこが,変やねん?
どっぎゃ〜ん!
変な形のザクを作りました。本放送時に作画崩壊だと話題になったアレです。映画版もありますが,観ていません。今度、"閃光の某"の続編が公開されるのでその宣伝も兼ねてどこかの衛星放送で放映されるかもしれません
<実機について・・・本気にしないでね。>
ジオン軍の汎用モビルスーツMS-06ザクⅡには,初期のA~C型をはじめとして,様々なバリエーシチョンがあった。
それに加え,ジオン公国内のみで大量のザクを生産するためにジオニック社以外の企業の工場も動員された結果,頭部の形状や肩の装甲など,細部の形状が異なる個体が多数存在した。
それらの中には,標準的なデザインとかけ離れた形状のものもあった。これは,正規の部品が不足し,代替品を使用することになったための形状変更や,社外工場のものづくりの癖を反映したものであった。しかし,各ユニットのジョイント部の仕様は統一されていたし,電子機器等の特性の差は,機体制御ソフトウェアの最適化によってカバーされていたのでジオニック製のザクと社外製のザクとの性能上の差はほとんど無かったと言われている。
<キットについて>
HGオリジン版のザクのキットに,形状変更された頭部やバトルダメージを受けた装甲板などの差し替え部品を追加したものです。そのため,組み終えると,大量の余剰部品が出ます。ちょっともったいないけれど,ジャンクとしてストックするか,潔く始末するか個々の裁量で対処してください。
組み上がりは,ザクとしてはやや細身な印象です。良否は,個人の好みに左右されるでしょう。まぁ,変なザクなんだから変なザクができればそれで良いのですけれどね。
<製作>
部品の精度が高く,素組みでもそれなりに満足できます。
接着なしでここまで組み上がるので,この状態で塗装の計画を立てておきます。
これまでの酷使と整備不足,塩害のため,あちこち装甲は剥がれているし,各機器の状態も,やっとこさ稼動する程度のオンボロな機体という設定ですが,1/144スケールなので過度な汚しはしない方が良いと思います。
一旦ばらしてゲート跡をより丁寧に処理し,接着できるところは接着して合わせ目を処理します。このとき,各社から発売されているパーツリムーバーを用意しておくことをおすすめします。
靴底や指は,ラバーコーティングされていると解釈してラバーブラックで塗装しました。機体の基本色は,戦車の色から流用しました。流用できない微妙な色の部品や塗膜を厚くしたくない可動部は,トップコートつや消しをスプレーするのみとしました。
※ 頭部を取りつけるためのポリキャップが割れてしまい,今回は,応急処置でなんとか形にしました。ポリキャップの耐久性は,あまり高くないので組み立て中の抜き差しは,頻繁に行わないよう注意が必要だと思いました。
<完成>
腕の付け根や手首の可動軸の細さが気になります。いろいろなポーズがとれるようにするためには,こうするしかないのではありますが。
後ろから見れば,普通のザクに見えますね。
この機体の武装は,ヒートホークのみ。一年戦争中ということで思ったほど放置していた期間は長くないはず。
それにしても,メンテナンスフリーにもほどがあるよね。
コロニー侵入のポーズらしきものも再現できます。
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