Home  > 東欧圏諸国の軍用機 その4 ルブリンR-ⅩⅢ Ter(ミラージュホビー1/48) 誌上個展>2025年7月号

誌上個展

東欧圏諸国の軍用機 その4
ルブリンR-ⅩⅢ Ter(ミラージュホビー1/48)

  by Nobunaga

そもそも東欧とはどこを指すのかは難しい事ですが、ここでは第一次世界大戦以後のドイツ、オーストリアより東、ソヴィエト連邦までの地域とします。一部バルカン半島の国も含みます。

自国で軍用機を生産したり他の国から供与を受けていた国で第二次世界大戦を戦った国の軍用機を中心に作って行きます。

 それにしてもこの地域では民族のこと宗教のこと、地政学的なことは複雑で素人には理解不能です。

ルブリンR-ⅩⅢ Ter(ミラージュホビー1/48)

量産機R-XIIIBは1932年6月に就役を開始した。後に海軍も水上連絡機として採用、各型は1935年まで生産され、最終的には空軍に約200機、海軍に約20機が納入された。

*WarBirds航空機データーベースより引用いたしました。

キットについて
 前作ルブリンRーⅩⅢ Dに続いてフロート付きのTerです。フロートとフロート支柱以外は陸上型と変わりません。主翼の厚みが気になりますがそれ以外では組み易く細かなことを気にしなければすぐ形になります。このキットはかなり前に出たものでしょうか。新パッケージでもTerは発売されています。

 R-ⅩⅢ Dの製作時には資料本がなくボックスアートを参考に製作しましたが、その後本棚を見たらなんとカゲロウ出版の資料本がありました。結構値段の高い本でした!最近歳のせいか?買ったことを忘れたりダブって買ってしまうことが多くなりました。アブナイアブナイ。

 デカールのフィルムは薄く剥がれも良いです。白の部分は若干下色が透けます。


フロート支柱や主翼支柱の構図がメカニカルで良い感じです。フロートにはリベットを打ちましたがコロコロしていて打ちにくくヨレヨレになってしまいました。


フロートの舵の操作ケーブルを0.2ミリピアノ線で張って支柱を伝って操縦席まで繋がっています。それらしくです。ラダーの操作ケーブルは1.5ストレッチリギングで張ってます。自作の機銃照星は曲がってしまいました。

エンジン前面のシャッターは開けてあります。


翼端と垂直尾翼には航法灯、翼中央には発電機を取り付けました。ラダーのポーランド国章は筆書きです。旧パッケージのキットには国章のデカールが2枚しかなくやむなくマスクして塗装。紅白の市松はすごく面倒でした。

*参考資料:KAGERO MONOGRAPHS 71 、「弱小空軍の戦い方」飯山幸伸著 光人社NF文庫、その他インターネットによる実機写真、作例等


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