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フルスクラッチビルド & ソリッドモデルの製作
FORD Flivver(1/32フルスクラッチ紙模型)
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by TOSHI |
大衆車T型フォードで成功を収め、トライモーターで航空界に進出したフォードが1927年に試作した全長4.72mの「大衆機」です。
フォード版の空飛ぶ車ですね。開発中の事故もあって量産化には至らなかったのは残念です。
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1/32模型をいつものように厚手のコピー用紙を主な材料に作りました。
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小さな機体ですので1/32ですが1/48のサイズ感です。
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鋼管溶接のフレームに布張りの胴体と木製布張りの翼というオーソドックスな構成です。
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主翼とエルロンの長さの違いでいくつかバリエーションがあります。この模型はエルロンの短いバージョンです。
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本体重量が500ポンド(227kg)という軽量な飛行機です。
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Anzaniの3気筒空冷エンジン(36hp)を搭載していますが、その集合排気管の構造が面白いです。
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安定性の良さそうな主脚構成です。主脚部のショックアブソーバーにはドーナツ状のゴム部材が用いられています。
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ラダーと尾輪が連動する構造で、ブレーキも備えています。
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小さな機体ですのでヘンリー・フォードが搭乗している写真が残っていますが小さな機体で腰から上が完全に見えていますね。
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紙模型で作った全長5m前後の小さな飛行機を集めてみました。
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今回の模型は4/8~5/7まで所沢の「YOT-TOKO 所沢観光情報・物産館」の企画展で紙模型の製作過程を紹介したパネルでは途中までだったものの完成形です。
11/29~30に川崎で行われる「フライング・ワイヤーズの作品展」にはパネルと完成品を展示します。
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