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誌上個展

61式戦車 (タミヤ 1/35)

  by 老人とプラモ

 小学5年生の頃、「少年」という雑誌に 戦後初めて開発された61式戦車の特集記事があったのを憶えています。記事の中で、エンジンは旧陸軍時代からの技術蓄積のある空冷ディーゼルであること、値段は乗用車100台分、鉄道貨車に載せて全国に迅速に展開できる、重量35tonなので日本の大型の橋のほとんどを渡れる、などの記述を興味いっぱいで読んでいました。それから50年、今から約10年前に漸く、プラモで作ろうと思い立ちました。1960年代、砲塔側面に日の丸を描いた姿を作りたかったのですが、十分な資料が見つからず、やむなくキットの想定する就役後期の姿で製作しました。2色迷彩は施さず単色で中途半端な仕上がりです。


 真横から見ると砲塔後部の長い事、全高が高い事が目立ちます。


乗員の迷彩服は説明書の指示に従ったので就役後期の服装です。各覗窓には透明プラ板を嵌めています。陸自の装備品は光を反射するものは一切禁止なので実際は反射防止ガラスのはずです。


  https://ja.wikipedia.org/wiki/61戦車 によると装填手ハッチ横の円筒形が長めに見えるのが製造400番台以前の車両だそうでタミヤのキットはこれに該当すると思います。


 車体後部の金網部分は網目が細かく、枠の中は黒塗りとしました。


 鉄道輸送される場合などのために車体の後部右に砲身固定具が付いています。起倒は可動ですがリングの開閉は固定接着しました。


 実際には61式戦車が戦場で活躍する場面は起こらずメデタシメデタシです。 


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