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ロッキードベガ5cウィニー・メイ号
(リンドバーグ1/48)
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by クラキン |

マイテーマ「昭和の冒険飛行家」の一環で、リンドバーグ1/48のロッキードベガ5cウィニー・メイ号です。 |

【ウィニー・メイについて】
ウィリー・ポストとハロルド・ガッティが1931年6月に世界一周を成功させ、更に2年後の1933年にウィリー・ポストが単独で世界一周飛行を成功させたときの機体で、ロッキードベガ5bを改造して5c仕様にした物です。
1931年の時は客席部分にハロルド・ガッティ用のナビゲータ席と必要な計器類だけを残して客席は撤去され、増装燃料タンクが設置されていたようですが、1933年はナビゲータ席も撤去され、増装タンクだけになっていたようです。
これに伴って客席の窓も更に減って左側の乗降扉の窓だけになっていました。
今回は1933年の仕様で製作しました。
ウィリー・ポストについては以下のサイトに詳しいです。
ウィリー・ポスト - Wikipedia
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【キットについて】
古いリンドバーグ1/48で2017年3月に購入した物です。
細部のディテールは6月号でご紹介したドラウィングスのキットよりかなり見劣りしますが、全体のシルエットや組み立てやすさはこちらの方が上のように思えます。
胴体の窓の数は左右1個づつですが1933年仕様は左側の1個だけなので、ここはちょっと不思議です。
6月号のドラウィングスキットで問題になった機番のデカールもちゃんとNR-105-Wになっていて、こちらは問題ありません。
排気管だけは1本出しの集合排気管に消炎装置が付いた物になっているので、これは2本出しの消炎装置無しの集合排気に変更する必要があります。
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箱絵

インスト

機体パーツ

デカールとクリアパーツ

【製作について】
まず、先述した1933年の仕様にする為に胴体右側の客席窓を潰しました。
その他、以下のディテールに手を加えました。
・コックピットのディテールがプアだったので、ドラウィングスの客席シートをコックピットに移植。
・主翼上面のクレーン用フックと胴体左側のコックピットへ昇降ステップが省略されているので真鍮線で追加。
・左翼に付くピトー管もプラパーツではぼってりしているので、真鍮パイプと真鍮線で自作。
・キットの排気管をカットして、真鍮パイプで自作。
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右窓塞ぎ

コックピット

排気管

【塗装について】
カウリングや主脚カバーのライトブルーの部分は水性塗料の筆塗りです。
胴体のデカールの細部もキットのデカールでは不正確なので、実機写真を参考に余計な部分はカットしました。
最後にクリアを吹いて艶ありに仕上げました。
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