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Hellcat F.Mk.Ⅰ　(ITALERI 1/72)

by　コルディッツ

　　今回の積みプラ解消はイタレリ1/72ヘルキャットⅠです。
　2001年にF6F-3としてリリースされたキットなので、既に四半世紀近く現役を続けています。タミヤからもOEMで販売があったかと記憶しています。発売時とタミヤ版のボックスアートは米軍機でした。私の入手したキットは2011年販売のイタレリ製で、ボックスアートは英軍機になり、デカールは英軍が2種、フランス軍が1種、米軍が1種です。欧州向けと思わせるキットで、主翼フラップが開閉選択式がウリかと。

　フラップをダウンの位置にしましたが、動きを感じ、雰囲気はなかなか良いです。

　キットは主翼下面と胴体下面との接合部に隙間が出ますが、その他の合いは良好です。
　さて今回も失敗続きの工作で、右胴体内側に接着したコクピットが、工作途中で外れて胴体内に沈没です。士の字にした後なので、取り出せず、風防をスモーク塗装し、誤魔化します。また水平尾翼に妙な上反角を付けていたのに気づかず、バックレつつ赤面です。

　上は2008年7月にダックフォードで撮影のF6F-3。
下は2013年7月にダックスフォードで撮影の整備中？のF6F-3

　ヘルキャットは実用性と生産性を重視した機体で、そのため機体デザインに面白味に欠けると思い込んでいました。ところがプラモデルを作ってみたら、操縦席から垂直尾翼にかけてのラインの優美さに驚愕しました。
完成したプラモデルを振り回したから見えた景色でした。やはりプラモデルは完成させてナンボと痛感しました。

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