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フェラーリ288GTO (フジミ1/24)

by アールツーMt



 フジミのリアルスポーツカーシリーズ フェラーリ288GTOを
製作しました。
完成写真はピニンファリーナデザインによるいかにもフェラーリという
端正な佇まいで、存外にフロントとリアのフェンダーが膨らんでいて
かっこいいプロポーションです。


  キットは、ボンネット・リアフードおよびリトラクタブルヘッドライトを
開閉できるようになっています。エンジンパーツがたくさんついていますが
説明書では未使用部品扱いになっていて、エンジンレスの体になっています。
エンジンフードを開けて「中身が空っぽ!?」などとちぐはぐな感じが
してしまいます。インターネットを駆使してエンジン組立説明がある古い
説明書を入手して組立にかかりました。

【製作写真(その1)】


 フロントボンネット・リアエンジンフードのヒンジはとても弱々しくすぐ
折れてしまいそうなので、0.5φのピアノ線を適当に曲げて自作しました。
ボディ後部両サイドのルーバーは塞がっていましたが気合いを入れて
溝状に穴を開けました。
その後ボディパーツをすべて組み合わせた状態でスプレーで塗装しました。

【製作写真(その2)】


  組立の最初に、ボディとシャーシのはめあいを確認したときはぴったり
合っていたのに、シャーシにコックピットやエンジン等のパーツをつけて
いくと、ボディとシャーシがぴったり合わなくなってしまいました。
原因を調べると、両サイドドア後部の空気取り入れ口が燃料タンク
に当たる、ボンネット裏のヒンジ部分がシャーシのラジエータに当たって
いることがわかり、対象部を外見えに影響がないよう削りました。
リトラクタブルライトカバーはシャーシから立ち上がった部品側に
固定されるためボディとの位置関係が合うか心配でしたが、こちらは
不思議とすんなりうまくいきました。、

【製作写真(その3)】


 エンジンパーツは細かな部品まで手抜きなく分割されていて、組立に
苦労しましたが、その苦労が報われる仕上がりに満足でした。
ただターボの配管はシャーシのフレームを回り込んでつながるため、
エンジン単体での排気管の組立ずれがどうにも調整できず、間隙を
プラ棒で補間しました。
プラグ配線も追加して手間をかけたのですが、ターボのインタークーラー
機器等で隠されてしまい完成後はほとんど見ることができません。
苦労して組み上げたシャーシにボディを被せてなんとか完成しました。







  このキットにエッチングパーツは含まれておらず、フロントグリルの
跳ね馬エンブレムはデカールだけでした。へなへなになるのは目に
見えているので、いったん透明のプラ板にデカールを貼った後、
プラ板の輪郭を馬の形に削ったものの力不足で霜がついたような結果
となりました。


  ボンネット、リアエンジンフードは開閉可能ですが、リトラクタブル
ライトは完成後は開ける術がありませんので、閉状態のまま作るのが
よかったようです。(ライトを上げた状態はかっこよくありませんし)





  最後に、昔製作したレベル製の250GTOとのツーショットの写真です。



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