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Arad234 B-2 (ハセガワ 1/48)
by 老人とプラモ
Ar234 B-2は1943年中頃から開発された世界初の実用ジェット爆撃機です。これ以前の試作段階では離陸には切り離し可能な台車、着陸には胴体下部のスキーを使っていました。実用機とするために3車輪式への変更を行い、ようやく飛行機らしい形となったと思います。B型の初飛行は1944年3月、B-2型はその爆撃機型です。Ar234 Bの生産数は終戦までに210機だそうです。(wikipediaなどを参照しています)。
キットは胴体下に1.5ton爆弾、エンジンナセル下に増槽を装着しています。離陸時に使用する補助ロケットもキットには設定されていますが、翼下に米俵を下げているように見えるので取り付けませんでした。
黎明期の燃費の悪いジェットエンジンの所為で胴体内スペースは大半が燃料タンクだそうです。10ton近くの全備重量を支える太い主車輪。これの機構設計や胴体への収納のレイアウトはさぞ大変であったと想像します。機体の尾翼部の造形が古臭いのは、設計者がそこまで手を加える余裕がなかったからではないでしょうか。
機首の形状からは大型の機体のような印象を持ちますが 乗員は1名で機首付近の胴体の横幅も高さも約1.3mです。 地上に立つ身長1.7mの人の高さはエンジンの空気取入れ口の中央あたりになるようです。
透明風防に囲まれた操縦席はパイロットのフィギュアが付属せず残念です。当時の技術では単座機でしかも高速での爆撃精度は低かったのではないでしょうか。
全長12.6 m・全幅14.4 mのサイズは、Me262よりもそれぞれ約2mずつ大きいですが爆撃機としてはコンパクトと思います。
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