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特集 改造

 Me210 (マッチボックス1/72 Me410を改造)

  by 加藤 寛之



 Me210のキットを持っていれば改造などしなくて済む、そんなことは分かっている。なぜ、こんな改造をしたのかというと、
1. 日の丸をつけたFw190を作ったときに、日の丸をつけたMe210を思い出した。
2.でも、Me210のキットを持っていなかった。
3.たまたまマッチボックスのMe410が手に入った。 
4.それっぽくMe210を作ってみようか、と思った。
 と、いうことだ。
 Me210は、Me410よりも主翼に後退角がついている、と知ったのは私が高校生のときだ。それ以来、いつかは作ってみようと思っていたが、イタレリのMe210のキットを廉価で入手できるときには後回しにして購入していなかったのだ。 



 さて、細かなことは無視するとして、改造は以下の通り。
・エンジンナセルの外側あたりで主翼を切断、断面をちょっとナナメに切り落として後退角を強めに再接合。角度はプラモデルの都合でテキトウにやる。
・エンジンナセルを前半分のテキトウな場所で切断し、断面をちょっと削って再接合して短縮。短縮程度は段差を削ってごまかせる範囲でOKとする。
・エンジンナセルの整形ついでに、エンジンナセル下部にある膨らみを削り落とす。
・排気管のカバーは前端だけをそれっぽくして、ごまかす。
・エンジンナセルにある計器の窓は、黒いデカールを貼ってOKとする。
・すべて、目分量でOKとする。

切断は、ノコでガリガリするだけのことで、説明はない。切り離せたら断面をさらに切ったり削ったり。接合のときに接着剤をべっとりとつけて、これでパテ替わりになる。
再接合したところは、当然ながら段差が生じる。
キットの主翼は元から表面がガタガタなので、その整形ついでに均せば主翼完了。
エンジンナセルの段差は・・・実機がどうかは気にしないで削ればイイや、でこれも完了。
一応、これに加えてプラモデルとしての改善をしてある。翼の後縁を削り上げて薄く見せ、機首に機銃の穴をあけ、後方が横に張り出した透明パーツはそれなりに磨きなおしておいた。


 塗装はMe210の標準だという灰色系にしたが、私が高校生のときのドイツ機は緑系で塗っていた。だから、今でも私はドイツ機のモノクロ写真は緑系に見える。これはもう、治らないと思う。だからMe210を灰色系で塗ってあるけれども、私は気分がよろしくない。日の丸は、胴体だけを白フチつきにして、主翼はフチなしにした。スピンナーは白い部分があるように思えたから、テキトウに白を塗っておいた。
ところで、だ。日の丸をつけたMe210の写真をみると(ちゃんと見てはいないが)垂直尾翼にはスワスチカを塗った跡がないし、胴体の日の丸の周囲もきれいだ。『世界の傑作機』No.141のp.36にはドイツで使っていた機体だと書いてあるから、輸出前にドイツで塗りなおしたのだろう。

マッチボックスのMe410は、オオザッパなキットである。私はそこが大好きで、いままでに何機作ったか分からない。だからMe210への改造もオオザッパで大丈夫で、私にはこれで充分にMe210に見える。都合のよい考え方だとは思うが、プラモデルは精密だから面白いのではない。世の中には私みたいな人もいるのだ。  


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