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レトロフォーミュラ (エレキット)
by 田口博通 Hiromichi Taguchi
この1月末のこと、秋葉原の某所で東京近辺のプラモデル業界関係者の新年会があり、乗り物ニュースの発行社の方から、「最近、面白いキットが出ていましてね。電動で、メカ感がすごいですよ」と 教えていただいたのが、このキットでした。
それは、静岡のプラモデルメーカーではなく、九州のエレキット(イーケージャパン社)から 昨年10月に発売された「
レトロフォーミュラ
」という組み立てキットでした。(メーカーショップで 税込み3850円)。メーカー在庫がなかったので、密林通販でGETしました。
エレキットといえば、教育関係の電子工作で有名、「子供の科学」などの雑誌で広告をみかけたことがあります。
エレキットのメーカーサイト
には ロボット工作キットなどの他、真空管アンプキットなども進化して販売されており、懐かしさがよみがえります。
レトロフォーミュラのキットの内容ですが、モーター電動でトランスミッションで変速可能、エンジン部は透明パーツでピストンが動く様子が見られる、前後サスペンション可動など、メカ満載です。
リアの駆動ギアは デフレンシャルギアが再現されていて、「エレキットといえば、教育」だったよねと 流れに頷きます。
箱絵を見ると、ランナーのプラ部品をニッパーで切り、組み立てていくのは、プラモデルと同じ。 接着剤不要のパチパチキットで、塗装不要とくれば、アオシマの「楽プラ」の メカ満載版と考えればよさそうです。
製作
ボディの成形色はブルーメタリックで、そのままでも良かったのですが、気分でレッドにしたく、ランナーのままMrカラーフォーミュラレッドで塗装替えしました。他のランナーも そのままでもよかったのですが、シルバー、ゴールド、ブラックを吹いておきました。
組み立て時間は5時間くらいでした。
組み立ては、説明書に沿って、ブロックごとに組んでいきます。
下は完成したフロントサスペンション。
リアサスペンションと駆動ギアです。この駆動ギアは実物通り、デフレンシャルギアで、教育的です。
デフレンシャルギアを組み立てたのはモノグラム以来でした。
V8エンジン、 8気筒可動ピストンの組み立てが少し難しいですが、透明パーツを通して上下可動状態を見ることができます。
トランスミッション。中央のレバーで N,1~3速、Rへと変速できます。 筆者も長いプラモデル生活の中で、可動するトランスミッションを組み立てたのは 初めての経験でした。
全てのブロックとモーターを組み合わせます。
バネで可動するフロントサスとエンジン部。
モーターでエンジン内の8基のピストンが動きます。
ハンドルを回すと、ギアでタイロッドが動きます。
リアサスと駆動部。ギアはプラ製のゴールドと、シルバー色でメカ感ばっちりです。
電池からのコードも見えますが、ここに引き回す必然性はなく、わざと目に触れる所に回して、モーター電動であることを強調しているようでした。
完成
ボディパーツを被せて 完成すると、マッシブなボディで、レトロというよりも フロントの顔つきがまるでブルドックといった感です。
どちらかというと、飾るために完成させるキットというより、「メカ組み立ての過程を純粋に楽しむためのキット」というのが 的確かもしれません。
何よりも組み立て作業が楽しく、メカ好き元少年には たまらない時間でした。
組み立て後の感想ですが、今時のタミヤ新製品1/72 トムキャットが 5500円する時代で、この3000円台のお値段で このクオリティと 変速走行とエンジン可動の電動メカ内蔵驚きです。
アオシマの楽プラCARモデル並みに 接着剤不要で、塗装も不要で完成するというコンセプトがそのまま確実に具現化されていて素晴らしかったです。
組み立て説明書のわかりやすさと詳しさも特筆ものですね。設計者だけでなく、説明書やイラストの作成者、コスト管理など この会社のレベルの高さを感じます。静岡のプラモデルメーカーとはまた違った文化を持った会社の製品のようでした。
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