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<日本航空史> C-141 スターリフター
by
加藤 寛之
プラモデル コラム
私は米軍横田基地への離着陸ルートに住んでいることから、C-141スターリフターには馴染みがある。「米軍機じゃないか!」なんて言わず、いつものように私が感じる日本の空の出来事を語りたい。
馴染みがあるにもかかわらず、私はC-141スターリフターをいつから見ていたのかを全く覚えていない。いつから飛ばなくなったのかもわからない。毎日見ているから特別に興味はなかったし、そのうちにC-5ギャラクシーへと関心が移ってしまったのだろう。航空雑誌であまり採りあげられなかったことも、気にしなかった要因だろうと思っている。
そんなC-141スターリフターだったが、現役時代に興味をもったのは胴体を改造して長くするという航空雑誌の記事だった。しかも全機改造だとか。
やがて、その胴体延長をしたB型が我が家の上空を飛ぶようになった。でも、胴体延長は旅客機にはよくあることで、「これは長い!」とまでは感じなかったように記憶している。C-141スターリフターの延長タイプか…DC-8スーパー61なんかに比べたら妥当な範囲だな、程度だった。あらためて掲載の写真でみると随分と長いのだが、その時代にはどうってことなかった。
胴体の延長改造は、搭載重量に余裕があっても積み込みスペースが一杯になって運べないという課題を解消するためだという。その効果だが、延長して機体は重くなったと思うが、ほかの改善もあって速度や燃費は向上したらしい。それよりも、廉価で手早く大型ジェット輸送機を手に入れられたことが大きな効果だったようだ。
話を胴体延長へ戻すが、大した延長に見えなかったとはいいながらもC-141スターリフターの胴体改造の記憶はずっと続き、今でも私は4発エンジンのC-17グローブマスターⅢの飛行姿を見るたびに「短かいナ」と思い、航空自衛隊入間基地のC-2を見るたびに「この形って伸ばせるんじゃないの・・・、エンジンにはだいぶ余裕があるみたいだから」と思ったりしている。その時は、脚の長さも関係するんだろうけど…まあ、思うだけだから。
ところで、ここまでにどこにも年代が書いてないことに気付いた。これでは理解が難しい。そこで、ちょっと調べた。航空情報『世界航空機年鑑 1964』に「1963年8月第1号機がロールアウト」、『航空ファン』1964年3月号に初飛行、『同』1964年6月号にC-141スターリフターの原型から初期生産の計8機がエドワーズ空軍基地で性能テスト中、との記事があった。 日本のプラモデル業界で説明すると、『同』1964年6月号にあるタミヤの広告に、1/50鍾馗が5月初旬発売とある。ハセガワの広告もあって、1/90のF-104のメッキと1/70のP-51Dムスタングを好評発売中。横田基地へC-141Bが日本に初めて飛来したことを報じたのは、『航空ファン』1980年7月号。この号のプラモデル記事をみると、新キット紹介にハセガワの1/48ダッソーブレゲーファルコン10が載っていた。
新発売のプラモデルでそれぞれの時代が分かるかと思ったのだが、忘れられそうなキットばかり…、時代把握はますます難解か。
掲載の写真は全て、資料として入手したもの。
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