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 日本海軍航空母艦 飛龍 (フジミ 1/700)

by 小山新一



(実艦について)
 飛龍は蒼竜型の二番艦として、1939(昭14)年に竣工した。公式排水量20165トン、全長227.35m、最大速力34.59ノット。搭載機 常用57機(補用16機)である。

 煙突からの排煙を考慮し、蒼龍とは逆に艦橋を左舷に配したが、かえって気流上の不都合を生じたという。竣工直後から第二航空戦隊に編入され、ハワイ作戦、インド洋作戦に従事したが、ミッドウェー海戦で戦没した。


(模型について)
  フジミの1/700飛龍は、静岡メーカー四社協同(タミヤ、ハセガワ、フジミ、アオシマ)の「ウォーターラインシリーズ」のキットではない。フジミが「ウォーターラインシリーズ」から離脱し、より精密なモデルをめざし、独自に開発・展開した1/700シリーズの製品である。


 艦船模型は中学生のころに1/1000大和を作って以来だから、殆ど素人である。フジミのこの飛龍がストックにあったのは、ボックスの高荷義之氏の絵にひかれたのと、飛行機モデラーとして艦載機の拠点である空母を、一つぐらい手がけてみようかと思ったからだ。ストック以来20年余が過ぎてしまったが。


 戦艦と違って上部構造物が少ない(上は飛行甲板ゆえ)ぶん楽だと思ったが、そうではなかった。舷側部の構造物が多く、しかもパーツがみな小さい。ためにバリ取り、塗装、接着の各ステップがみな大変であった。幾つかのパーツは取り落として行方不明になり、幾つかはピンセットではじき飛ばし、これまた見つからぬままとなった。そんなわけで、一応の完成をみたが取り付けられぬパーツが、子細にみれば散見されるのである。


 艦載機はキットに付属しているクリアー整形(キャノピーを透明にするため)の分割のものは用いずに、ウォーターラインの1機1体整形のものを使った。全体形がよく出ていて、塗装もしやすい。1時間と少しで、零戦21型、九九艦爆、九七艦攻合わせて10機を完成させた。1/72,1/48の飛行機ではこうは行かぬ道理で、快感であった。

 前述の通り、あちこちパーツが不足だが、雰囲気はまずまず出ていると思う。飛行機モデラーの、艦船模型習作としてみて頂けば幸いである。


  ツー・ショットで並んでいるのは、先月に手がけたタミヤのウォーターラインの1艦、駆逐艦初雪である。


 メーカーにお願い。これはファインモールドの零戦のときも記したことだが、すべてのパーツに名称をつけて欲しい。これがあれば、実物への理解が深まり、次のキット購入の意欲も高まるだろうと考えるからだ。


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