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レオパルト 1A4 (イタレリ 1/35)
by Takafumi
イタレリのレオパルト 1A4を製作しました。同社が発売しているプラモデルの中でも傑作中の傑作である旨の記述を、模型関連の書籍で何度か読んだ記憶があります。
今回、実際に作った感想は、50年程に発売されたキットとは思えないほど各部が精密に再現されていて、正直驚きました。
本作はキットをほぼストレートに組んだものです。
製作時に注意すべきだったのが、車体後面に接着する三角盾みたいな形をしている部品の接着位置です。これは夜間戦闘時に使用する照明装置であり、今回接着した位置より少し下方にあるのが正しいです。
キットに付属する履帯の部品はベルト式で、形状、ディテールともに素晴らしいですが、材質が硬くて履かせるのに苦労しそうだったので、タミヤの「西ドイツ陸軍 レオパルド A4 1/35」の履帯を履かせました。履帯の部品はタミヤ カスタマーサービスを利用して購入しました。履帯には塗装する前にタミヤのナイロン・PP用プライマーを塗りました。
レオパルト 1A4が主力戦車として運用されていた頃の西ドイツ陸軍の戦車は、オリーブドラブで単色塗装されていたのが標準仕様でしたが、オリーブドラブの上に迷彩塗装が施された車輌群が存在していたので、再現を試みました。
今回再現した迷彩塗装は、オリーブドラブで塗装された表面に泥が塗られていたとのことですが、資料写真を見ると迷彩塗装された箇所がつや消し塗料を塗ったように見えて、俄かには信じられませんでしたが、車輌が稼動している土地の地面の色と迷彩色がほぼ同じ色味で写真に写っており、少し納得しました。車輌が配備された現場で刷毛塗りされていたようで、中にはモップを使って塗ったような様相の車輌も存在していました。迷彩パターンが厳密に定められていなかったのか、様々な迷彩パターンが確認できます。
車体後部両側面にあるルーバーには迷彩塗装が施されていませんが、この部分は排気口なので、泥が内部に入らないように配慮したのでしょう。また、車輌に表示されている数字、マーク、兵科記号を避けて塗られていた、あるいはそれらを意図的に塗りつぶしたと思しき仕様が確認できます。先述した、すこし上方に接着してしまった照明装置に白い十字のデカールを貼るべきなのですが、トラベリングクランプが被っていて貼るのが困難だったので、白い十字が迷彩色で塗りつぶされたことにして誤魔化しました。しかし、実車ではこの照明装置に描かれた白い十字が塗りつぶされた例は無かったみたいです。迷彩色の上に数字やマークを表示したように見える例が僅かですが確認できるので、本作も一部のマークを迷彩色の上に表示してみましたが、実際はマークにかかった迷彩色(泥)をトリミングするように丁寧に拭き取っていたと思われます。
本作を塗装した際の手順を記します。ベースカラーであるオリーブドラブはタミヤから発売されている「ラッカー塗料 LP-28 オリーブドラブ」を吹き付けました。迷彩色は、昨年の8月号に掲載された「マーク4 タッドポール 」を塗った際に余った塗料に白やミドルストーンなどの塗料を加えて作りました。迷彩塗装は本誌2021年4月号に掲載された「チーフテン」を塗装した時と同じ方法で筆塗りして再現しました。実物の迷彩塗装をそのまま再現したら見映えが悪いと判断し、作品としての見映えとリアリズムの両立を目指して私なりに調整しました。
マーキングは、キット付属のデカールを紛失してしまったので、タミヤの「西ドイツ陸軍 レオパルド A4 1/35」のものを履帯の部品と一緒に購入して貼りました。
砲塔右側に表示されている国籍マークはデカールではなく塗装で再現したものです。デカールが乾燥した後、全体に水性のつや消しクリアーを吹く段階で右側に貼った国籍マークが剥がれ落ちていたことに気づき、塗装で再現した次第です。
デカールが乾燥した後、水性ホビーカラーのつや消しクリアーを全体に吹きつけました。
つや消しクリアーが充分に乾燥した後、エナメル塗料と粉状にしたパステルでウェザリングを施しました。
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