ソビエトには重戦車と中戦車の2つの流れがあるが、大戦後、T-34中戦車の発展形として開発したのがT-54とその改良型 T-55である。
戦闘重量は、36トンと軽量で、全長6.4m,全高2.4mとコンパクトな車体と被弾性に優れた半球形の砲塔に、55口径100mm砲を装備した。弾薬搭載量は34発で少なめ。 1950年代に登場し、中国などでもライセンス生産された。T-55との識別点は砲塔のベンチレーターの有無である。 |
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中国広東省中山市のトランペッターの初期の製品で、モールドも甘いところも有りですが、できあがると スタイルも決して悪くはありません。北京軍事博物館の実車を取材したようです。成型材料には 固いABSでなく、普通のスチロールが使われているので、普通に接着が可能です。
車体上エンジンカバーには こしゃくにも 樹脂ネットが付属していますし、主砲根元のカバー部品も ついています。
砲塔は鋳物肌の実感を出そうとした努力の後が認められます。今回は砲塔の手すりを金属線で置き換えただけで、後はキットの部品だけを使ってあります。 キャタピラはポリ樹脂製で、熱したドライバーでとめるタイプです。
全部の部品を接着しただけで 下の写真のように T-54にしかみえないスタイルが出現します。 これって楽しいことだと思いませんか? |