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モーターライズ・プラモデル　（第3回）
”ドンガラをリモコン戦車へ改造”

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｂｙ　タンクダンク

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
1/35　M47　タミヤ　改造リモコン戦車
　

　先月は　「モーターライズで砲塔旋廻をぶちかまそう」ということで、砲塔旋廻への改造をしたが、今月はいよいよ佳境に入り、「ドンガラをリモコン戦車へ」改造する。
　
　つまり、MM（ミリタリーミニチュア）をリモコンへ改造するのである。
MMの中には、昔　シングルやリモコンなりのバージョンで発売されていたものが、ギアボックスを省かれてしまい、ドンガラとなったものがある。
　内部スペースもあり、駆動輪、誘導輪などの強度もあり、リモコンに逆改造しやすい。

■　M４７　軽戦車
　今回は手軽なものがないかと周囲を探したら、以前作った　タミヤ1/35MM　M４７がころがっていたので、これを　リモコンに改造してみよう。　M47は　自衛隊の軽戦車としても使われていて、模型も非常にコンパクトである。
　M47は　４０年ほど前に、シングルとリモコン版が　発売されていて、車体下部を流用したバリエーションにM42ダスターがあった。
　現在はギアボックスが省かれ、MM版として発売されている。キャタピラが昔ながらのポリ製で、塗装がのらないのが残念。

■製作車体下部はMMでは(写真１）のようになっている。これに　ギアを２個　乗せて　(写真２）のような　イメージにしたいわけだ。　車体後部スペースがぎりぎりなので、今回は　D-FORCEから発売されている　戦車用ギアボックス　２個セット　（モーター別売り）を使った。１２００円也で、D-FORCE（電話　03-5998-8070)に電話して通販での購入が簡単だ。(写真３）「超上級者向け」　と　胸をくすぐる言葉が箱にかかれているが、怖がらないでも大丈夫。中には　(写真４）のような　ギアが２個入っている。		モーターは　模型店で　マブチ１３０タイプを２個　別に購入する。また、もし手持ちがなければ、タミヤの３ｃｈリモコンボックスセットとタミヤの１．２mmプラ板を入手してください。材料はこれだけ。　道具は、金ノコか金工用糸ノコ（ギアの起動シャフトが長めになっているので、適当な長さに切断するため）と　できれば半田ゴテを用意下さい。
（　写真１）		(写真２）
(写真３）		(写真（４）

■　ギアベースの作成　車体にギアを仕込むには　直接つけようとすると大変なので、（写真５）、（写真６）のように、１．２mmプラ板でギアベースを作ると簡単にできる。		現物あわせで大きさを決め、プラ板を切断し、３ｍｍよりも少し大きめの穴をあけて　ギアボックスに付属している３ｍｍのネジでギアをとめる。
(写真５）		(写真６）

(写真７)　ギアボックスを　仮にセットすると、こんな風になる。
駆動軸が長いことがわかるので、現物あわせでマジックインキで切断位置に印をつける。

(写真８）駆動軸は少し長くなっているので、現物あわせで金のこで切断する。		(写真９）ギアボックスセットに付属しているポリ六角ナットを駆動軸に慎重にたたきこむ。
(写真１０）車体下部の　３ｍｍネジの位置をカッターナイフで　拡げる。		(写真１１）プラ板のベースを車体下部に　接着する。

(写真１２）　これでモーターをリモコンコードにハンダで結線すれば完了となる。

(写真１３）　今回はとりはずして飾れるように　リモコンＢＯＸとは４ｐコネクターで結線。　快調に動作する。

(写真１４）　タミヤ別売りの3chリモコン、先端は2個の４ｐコネクターに変更している。

というわけで、ここまでの工作は　ほぼ半日で完了。
ぜひ　あなたも　トライしてみてください。　
今回は1/35をリモコンに改造したが、
次回のお題は　1/25戦車を　タミヤの工作用ギアを使ってリモコンに改造する。お楽しみに！！　

1/35 タミヤ　M47 自衛隊

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モーターライズ・プラモデル （第3回） ”ドンガラをリモコン戦車へ改造”

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”ドンガラをリモコン戦車へ改造”