胴体内部をダークグレーになり、オモリを機首に仕込んで胴体左右を接着し、主翼、尾翼をつければ、1/144は すぐ形にすることができます。手を加えた方がいいのは機首のピトー管くらいで、シンチュウパイプと洋白線を組みあわせて、瞬間接着剤でつけて、根元の形状を丁寧にパテで整形しておきます。
翼の後縁も薄くシャープですし、胴体背中のふくらみもこんなものでしょう。
今回は塗装の手順を中心に紹介します。まず、全面を上面のガルグレーで塗装してしまいます。このガルグレーは下塗りを兼ねているわけです。舵面、下面を除き、マスキングゾルでマスクしてしまい、その後、ホワイトで塗るのが一番簡単です。
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マスキングゾルはグンゼの古いタイプの在庫を使用していますが、2度塗りが必要です。古いマスキングゾルはナイフで簡単にカッティングできるので、大変便利でした。
カッティングにはよく切れる片刃かみそりを使っています。現在だとハセガワから乾くとオレンジ色になるマスキングゾルがでていますので、ちょっと高いですが、それを使われるとよいでしょう。主翼のガルグレーと白の塗り分けは 舵面に沿っているわけではないので、注意が必要です。
垂直尾翼はオールフライング式なので、全面白となります。 |