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連載 カーモデル レポート   (第3回)

1969年 z28 Camaro RS(レベル 1/25) の製作

by  安田 裕一      /     

 CARモデルはボディースタイルもさることながら 塗装の美しさがなんとも魅力的です。安田さんの今回のカーモデルレポートはアメ車。ロングノーズのカマロです。
ボディの面だし、ボンネットの修正、シルバーパーツの処理、ボディ塗装など
一手間かけた製作テクニックの紹介です。
豊かな60年代アメリカのアメ車らしい輝きが溢れていてスゴイです。(編)


 今回はアメ車のレポートをお届けさせていただきます。
【キットについて】
レベルの1/25 1969年 z28 Camaro RS はかなり昔 のキットです、筆者が購入したのは遥か20年位前になります。い までもパーケージ替えやオプションパーツを加えて販売されています。 なんですがどうしても実車の資料が見つかりませんでしたので、同年の SSの資料を参考にしています。 


【製  作】

まずボディから取り掛かっていきます、
発売からかなりの年数が経過していますので、全体のモールドがダルく なっています。最初に別パーツになっているリアパネルを接着しておき ます、がシャシーが後からボディに入らない場合がありますので仮組は 十分にして下さい。ボディに捨てサフを筆塗りして600番のペー パーを当てて面を出していきます。(写真1)

写真1. 面出し中のボディ。


それからアメプラではボンネットの修正は定番工作の一つとなっていま す。(写真2)

写真2.修正中のボンネット。


ボディ全体を1000番のペーパーで均し、水洗いし乾燥後に下地 として308番を吹き付けています。さてボディカラーですがこの カマロは少し暗めのオレンジが似合うと思い、クレオスのMrカ ラーの59番のオレンジを、308番の上から直に吹き付けて 少々深みのあるオレンジにしてみました。
オレンジの乾燥後に黒のラインを入れますが、デカールが使用出来な かったので塗装で再現します。まず太いラインを塗り乾燥後にマスキン グし、細いラインを塗る幅だけ残し残り全体をマスキングします。 (写真 3)

写真 3.細いラインを残しマスキングしたボンネット。


では引き続きボディですが塗装が乾燥後に、クレオスのGXカラー のクリアー1瓶を1:3で希釈したものを、使い切る まで吹き付けをし乾燥後 に、2000番のペーパーで全体を 均し金属磨きのピカールで軽く磨き、タミヤのコンパウンドを3 種類使用して仕上げてあります。研ぎ出しが終わってからメッキ風はクレオスのメッキシルバーにて仕上 げてあります。

インテリアは出来るだけあっさりと仕上げて黒1色で仕上げてあ ります。エンジンやシャーシ関係も説明書通りに仕上げてあります。 (写真4)

写真4.インテリアとシャーシ。


後は小物を取り付ければ完成です。
アメプラは完成までに時間が掛かり ますが、プロショーンも良く一手間掛ければ美しいアメ車の世界が広が ります。









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Vol.11 2009 Dec.   www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /editor Hiromichi Taguchi 田口博通
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