2016年８月に発行された　モデルｱｰﾄ飛行機スペシャルNo.14 ソビエト戦略爆撃機特集　８８ページ「144スケールコレクション」に掲載の作例です。作例用にプロモデラーが作り下ろした作品です。

詳細　
冷戦時代ソビエトが配備したTu16K-10バジャーC　機首に巡航ミサイル誘導用大レーダーを装備し、胴体下面にK-10対艦巡航ミサイルを搭載したのがTu-16K-10で250機生産されています。キットパッケージイラストのように、更に主翼パイロンにK-26(KSR-5)巡航ミサイル（射程400km 核350KT）を2発搭載できるのがTu-16K-10-26(バジャーC Mod.)で、85機改造されています。

掲載された作例完成品は　トランペッター1/144のTu16K-10バジャーC　キットを組み立て塗装したものです。

胴体は前（上下）、中央（主翼も一体で上下）、後部（垂直尾翼も一体で左右）の3分割となっており、胴体各部の継ぎ目が目立つので、パテで丁寧に整形してあります。両側インテークもパテ修正してあります。　
表面モールドは凹パネルラインですが、動翼部も同じ単調なラインなので、エルロンなど深く掘リ直してあります。翼後縁も厚いので思い切って削ってやり、飛行機らしくしています。

塗装は 各部をパテで修正しているので、サフェーサーを吹いた上に、ダークグレーでパネルラインを下塗りし、銀をエアブラシで上塗りし、パネル毎の表情を出してみました。機首レドームは、エキストラダークシーグレーで塗装しています。
接着面積の小さい脚カバーの取り付けは接着強度が低いので、アルミテープを使って補強しています。
バジャーC.の実用機へのK-10ミサイルの搭載は胴体半埋め込み式なので、ミサイル上半分をカットして胴体に接着して、半埋め込み式に見せています。主翼パイロンにはK-26(KSR-5)巡航ミサイル２発を搭載しています。
その他、各部のアンテナ類は実機に忠実に再現しています。

詳しくはモデルｱｰﾄ飛行機スペシャルNo.14 ソビエト戦略爆撃機特集　８８ページの製作記事をご参照ください。
爆撃機ですので実機全長約40mの大型機、模型は1/144ですが全長25cm以上ですので、梱包は100サイズ、ゆうパック　となります。