製作は説明書に従って順序通り組んでいけば、それほど難しくない。が、それでも 初心者には難しく、ある程度の経験が必要となる。
また、細いメッキ部品どうしを接着する箇所も多いので、接着場所のメッキをカッターナイフの先端であせらずに丁寧に剥がすことが必要だ。
成型時の離型油残りは かなり改善されている。念のため、組み立て前に部品ランナーを洗剤でよく洗うか、Mrカラーのシンナーで ごしごしと拭いておくと安心だろう。
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組み立て説明書は 接着指示の矢印の指し示す具体的な接着位置が把握しづらい箇所もある。
また、一つの図の中で工程が完結できるように図が改善はされているが、言葉が少なく、部品図だけで表現されているので、その図中での組む順序も注意が必要なポイントとなる。説明書にも強調して書かれているが仮組は必須だ。
もう一つの注意ポイントはモデルの垂直,水平,平行といった基本アライメントで、うかつに組むと、誤差が重なって、平行がとれなくなったり、部品の取り付けピンと穴間隔が合わなくなってしまう箇所がある。
最後に取り付くウィングが傾くことがないように、また、4輪がきちんと接地するようにと、各所で充分な注意を払いながら 歪まないように 仮組を繰り返して組んでいく必要がある。 |