キットの製作
今回は古い初版キットを引っ張り出して、製作した。(今井倒産後は バンダイから発売)
合いが今ひとつで、組み立てにくい部分はあるが、可動ギミックが素晴らしく、魅力的なキットだった。
モーターはMOLEに仕込まれており、ドリルが回転し、サイドキャタピラが前後に可動する。
キャタピラタンクはMOLE下部の電動軸から動力をもらって 前進するという 楽しいメカで、組み立てながら 設計した人の力量に感動ものだった。
ミサイルが スプリングで発射できるようになっているが、ストッパーが折れてしまったので、固定した。
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塗装は 53250号で、 タンクの 青は グンゼの青15号 No89(ブルートレイン)用を使用。強めのウエザリングで汚し塗装とした。
MOLEのイエローは No58黄橙色をつや消しにして 使った。イエローはへたに汚すと非常に汚くなるので、オモチャ感を残すために、汚し塗装は無し。
問題のドリルは 黒鉄色で下塗りして、シルバーを吹きつけて、金属感を目指した。
マーキングが デカールでなく、シールなので、貼り付け後、周囲をできるだけトリミングして、ツヤケシクリアを吹いて、違和感を消した。
幼少期から あこがれのプラモキットなので、今回 完成して 40年間のリベンジを果たした実感がある。
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