またまた、お目にかかりました 横田の角でございます。
助さんは先月、「最新鋭機というのはブスでございますねえ。」と のたまわっておりましたが、確かに。今月とりあげるF32などは ブスの筆頭に上げられるかもしれませんですね。
なんせ、F35と21世紀の次期攻撃戦闘機の座を争って、あまりの不細工さと奇怪な格好に 即、オーディションで却下されたくらいであります。
ボーイングの設計陣も 全く新しい発想によるデルタ翼デザインを採用したと胸をはっておられますが、よっぽど 変わった趣味の方々がそろっていたのでございましょう。 お世辞にも格好が良いとはいえない外形であります。 |
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まず、機首のあごがはずれたようなエアインテークがいけません。これを斬新なスタイルという大人の言い方もありますが、まるで魚のサケのお口でございますね。
このあごの突き出しはボーイングの言い分によりますと 低速時の吸入量確保とエンジンファンのレーダー反射を抑えるというフレコミでありましたが、効果が薄かったのか 後日 完全に”あご”をとりはずされ、単純なザンギリ型インテークに変わっております。
おたまじゃくしのような太い胴体に、こうもりのような高翼配置の厚いデルタ翼も奇怪至極であります。 これも後日、量産型では このデルタ翼を放棄し、通常の後退翼と水平尾翼となる と発表されており、やはり 美しくないものは、性能もイマイチということだったのでありましょう。 |