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■主翼の組み立て
 上面が一体なので、上半角はキチッと決まる。エンジンを主翼に取り付ける時は左右エンジンのスラストラインがUPスラスト気味に一致するように主翼への取り付け部をすりあわすと男前があがる。翼端は少しそりあがっているが、それがうまく再現されている。
 


 翼端付近の形状は写真のようになっている。翼端灯のクリアパーツが選択式でついているので、ぜひ加工してつけておくとよい。エルロンには4本の放電索がついているので、太めのナイロン釣り糸などで作っておくといいだろう。エルロンを下げる場合はリンクロッドも自作する必要があるが、写真を参考に。

 主翼、尾翼の取り付け

主翼、尾翼を胴体に取り付けるともう形が見えてくる。
水平尾翼は主翼を基準に左右のバランスが取れるように取り付ける。
■ 塗装
 
自衛隊のE-2Cの塗装はかなりツヤがある。サフェーサー吹きの後 、上面315ガルグレーと下面316ホワイトで塗りわけた。 薄い色を先にとの常識とは逆に、ガルグレーを先に、ホワイトを後の順とした方がきれいに仕上がるので試されてはいかが。実機は少し境界がぼけているのだが、大型機なのでテープではっきりと塗り分けたほうがすっきりと見える。翼前縁の防氷ブーツは33ツヤケシ黒で塗り分けた。
 デカールは厚木で実機を見た601飛行隊のBAT456を選んだ。デカールは細かいコーションの字まできれいに抜けている。胴体の日の丸がグレーとホワイトの境界にかかるが、どうしても少し下地がすける。作例はそのままだが、気になる場合は あらかじめ日の丸の下を 白で塗っておくとよいだろう。
 
 






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